1963-05-16 第43回国会 参議院 社会労働委員会 第16号
それで手のつけられないところはそのままだという格好では、少し雇用状態調査について足らざるものがあるのではないかという感じを私は非常に強く受けているので、だからそういう点の基本的な問題について、大臣に、まああまり私はきょうはやりませんけれども、基本的に労働行政をどういう工合にして、労働力と生活の問題との関係で持っていこうとしておられるか、御所見があったら承っておきたいこう思うのです。
それで手のつけられないところはそのままだという格好では、少し雇用状態調査について足らざるものがあるのではないかという感じを私は非常に強く受けているので、だからそういう点の基本的な問題について、大臣に、まああまり私はきょうはやりませんけれども、基本的に労働行政をどういう工合にして、労働力と生活の問題との関係で持っていこうとしておられるか、御所見があったら承っておきたいこう思うのです。
その他の事業は大体いわゆる統計調査と称せられるものでございまして、その主なものを掲げて見ますと、雇用状態調査と申しますのは、職業の安定局と共同いたしまして、公共職業安定所を通じまして、約八千の事業所につきまして、毎月その雇用の変化を見ております。
それならば、現実につかむ統計調査といたしましては、どういうものがあるかと申しますると、これも労働省で所管いたしておるのでございますが、すなわち労働省の統計調査局でやつておりまする雇用状態調査というのがございます。これは大体二百人以上の工場につきましては、原則として全部毎月どういう從業者の移動があつたかということを調査して、労働省が集計することになつております。
これは雇用状態調査というものと公共職業安定所の窓口に現われました雇用の趨勢の報告の問題でございます。これはいずれとも雇用状態調査は毎月、これは大体二百人以上の工場について調べておるのでございますが、二百人以上の工場につきまして、將來三ケ月間の雇用、失業の趨勢を調べております。これによりまして最近三ケ月間の雇用の状況というものを把握することにいたしております。
それから私共の方では雇用状態調査というものによりまして、おのおの必要な工場なり、その他の雇用の趨勢というものを把握いたしております。
それから私の方の局の雇用状態調査、これは昨年の七月から開始をいたしております。それから安定所の業務の報告はこれはもうずつと依然から、昭和十三年に安定所ができまして以來今日まで続いておるのでございますが、昨年の八月に報告の様式を改善いたしまして、今の時勢に合うように改善をいたしましたのが昨年の八月でありました。昨年の八月以降におきましては細密の業務報告纏まつておる次第でございます。
それから労働省におきましては雇用状態調査というものを毎月行つております。更に又安定所の窓口から見ました雇用の趨勢等も調査いたしております。そうした諸般の統計調査というものを行いまして、失業の状勢を調査しなければならないと規定せられております。
で、この方法といたしまして、労働省ではすでに雇用状態調査、或いは毎日勤労統計等で失業者の状況をいろいろ調査いたしておるのでございますが、又内閣におきましても労働の調査等を実施いたしまして、各地方における失業の状況と、失業或いは雇用の全般的情勢を把握し得るようになつております。